EVENT 2025.07.02
那波准教授が研究代表者を務めるキルギス共和国でのSATREPSプロジェクト「衛星データ・領域化学輸送モデルを用いた大気汚染評価システムの開発と大気汚染及び室内空気汚染対策に関する新拠点の形成」に関連し、第一回合同調整委員会(JCC)を開催しました。
地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム(SATREPS)では、プロジェクトの円滑な実施を促進するため、日本側と相手国側の関係者から構成される合同調整委員会(Joint Coordinating Committee:JCC)を原則年1回開催することが求められています。
今回、那波准教授が研究代表者を務めるキルギス共和国でのSATREPSプロジェクト「衛星データ・領域化学輸送モデルを用いた大気汚染評価システムの開発と大気汚染及び室内空気汚染対策に関する新拠点の形成」でも6月12日に第一回合同調整委員会(JCC)をキルギス共和国のオシュ国立大学内で開催しました。
合同調整委員会では、以下の各関係機関から関係者計32名が参加しました。
オシュ国立大学
国際高等医科大学
キルギス共和国保健省:公衆衛生局、疾病予防・国家衛生疫学サーベイランス局、健康促進・マスコミュニケーション共和国センター、Eヘルスセンター、公衆衛生研究所
キルギス共和国天然資源・エコロジー・技術監督省
キルギス水文気象局(キルギス共和国緊急事態省傘下)
開発パートナー:国連環境計画(UNEP)、国連開発計画(UNDP)
オシュ市役所
オシュ州広域統合病院
在キルギス日本国大使館
科学技術振興機構(JST)
国際協力機構(JICA)
JICAキルギス共和国事務所
日本の大学(東京科学大学、九州大学、聖路加国際大学)
会議では、今後5年間かけて、キルギス共和国で実施する予定のプロジェクト概要、研究実施計画、日本側とキルギス側からの投入計画について話し合いが行われ、合意が得られました。


会議の後にはメディアからのインタビューがあり、那波准教授がキルギス共和国でのSATREPSプロジェクトについて説明しました。

また、今回の訪問では、JICAキルギス共和国事務所も訪問し、SATREPSプロジェクトについてディスカッションを行いました。
